夏の日差しと狼のいろ。
ツキは正直に答える。
「珍しいじゃない、だって」
ツキは驚いた格好のまま言った。
するとシルクは
「うっさいわね。用事があんのよそれよりアンタこそ…」
とツキにたずねてきた。
ツキは 「ううん、いいの。今日は雨だし…」
そう言って俯いた。
「……。」
シルクはじっとツキをみつめた。
ツキが、何?と顔をあげる。
するとシルクは
「雨…しばらくやまないわよ」
と意味ありげに言った。
ツキはちらっと窓から
外を見た。