まーぶる
家に帰ってきてからも、
彼女の事が頭から離れなかった。
次の朝、彼女と出会った3両目の車両に乗った。
無理だとは思っていたけどもう一度会いたかったから体が勝手に動いた。
隣の車両を見ると、つり革に捕まる彼女を見たような気がしたが、きっと目の錯覚だと思い、確かめに行かなかった。
帰る時に会えたらいいなぁ〜。
なんて思っていると
自分が降りる駅についていた。
その日は、
早く電車に乗って帰りたいという気持ちがあったか。いつもは真面目に聞かない授業も今日はちゃんと聞いた。
< 6 / 27 >

この作品をシェア

pagetop