幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
――――ゴンッ


すると突然。
後頭部に衝撃が走った。


「!?」

「馬鹿にしないで」


そこにいたのは、他でもない乃愛だ。
眉間に皺を寄せる。



「今は他の人があたしの護衛に当たってるわ。あんたより戦闘能力は劣るけど、安心はできる」


目を見開く小野寺に、乃愛が手を伸ばした。



「だから、大丈夫。足手まといにはなりたくないから。あんたはあんたの役割を果たしてきて」


「乃愛………」




大事な役割なの。

あんたがこの計画に失敗したら、大量の死者が出てしまう。

だから、









「あたしたちを、助けて」






乃愛が優しく笑った。





「……………………!」






小野寺の行動は、未来に繋がる。


その責任は、あまりにも重大だった。

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