幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
ザンッ
「……………」
ポタ、ポタ。
藤堂の全身から滝のように流れ出る汗、と、
血。
「………利き手を駄目にしたな」
そう呟き、永倉が目を細めた。
「はは…っ。2対1なんて酷いじゃん。2人とも」
藤堂は、永倉を見た。
「なあ、平助」
原田が、呟く。
「俺、たまに不安になるんだ」
「………」
「俺たちは、この国を良いものにしようとしている。それを成し遂げるために、人を殺す」
寂しそうに、笑う。
「なあ、正しいんだよな?俺たちがやってることって」