幸せになろう
「君が俺といたいのなら別に構わないけど、正規契約についてはしばらく考えさせてほしい。君の事とかよく知らないし、今は仮契約更新ということにしておいてほしい」
「はい」
エレーナが嬉しそうな表情をした。
慎一と帰宅する間もエレーナは、慎一から感じる深い悲しみがずっと気にかかったままだった。
こうして慎一は、エレーナと一緒に暮らすことになった。



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