小さな夏は消えたんだ
プロローグ

「幸せって、なんだろうね、優輝」

「いきなり? 俺もわかんねーし」

「マナね、大人になったら優輝と暮らす」

「……うん、俺も。絶対真夏と一緒暮らす」

「ありがと……優輝愛してるよ……」

「真夏愛してる……」

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