約束の恋
あたしはそう自分に言い聞かせた。
「大丈夫か?」
「うん。ケーキ食べよ!」
あたしはまたケーキを食べ始めた。
「本当、おいしい!」
もう終わったんだ。
もう会うこともない。
もう関係のない人。
もう忘れよう。
もう...。
そのあともケーキを食べながら、多毅にぃと話していた。
しばらくして、あたしと多毅にぃは寝ちゃったみたい。
「んー!!」
起きると、多毅にぃはもう起きていた。
「おはよう。よく眠れたか?」
「多毅にぃ、おはよー。うん。久しぶりによく眠れた気がする。」
「それは良かった。」