君の左手




「おー

 こっちこっち!!」



目の前の一人がいま屋上に来たやつらを呼んだ



「なにしてんだ??」


「いや~~

 面白い子見つけてな??」




そんなやりとりをしつつ、

あとの3人も私たちの前に座った



・・・やっぱりかなりの美形だった・・・






「で、なんの御用ですか?」




「こらっ!!璃美!!

 そんな聞き方しない!!」


「っいて」



普通に聞いただけなのに


芽衣にどつかれた




「なにすんだよ!!」




芽衣の腕をつかもうとすると



「まぁまぁ。」




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