君の左手




「大丈夫?
 
 今日私の家に泊まる??」



こうやっていつも心配してくれる



「・・いや。

 大丈夫!!

 もう慣れたからね!!」


「でも・・・・」



「だ~いじょぶだって!!

 璃美ちゃんはつよいのだ~~」



「なにそれ~~!!」






こうやって芽衣にまでも強がる私



でも、たぶん芽衣は気づいてる



それなのに気付かないふりをしてくれている



感謝してもしきれない











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