不安定な恋
第1章
3月××日
卒業式
私、稚子は
ついに中学を卒業した

そして・・
あたしの好きナ人・・

響とも
1つ年下だからお別れ・・だ。

あたしは小6の時から
響に片思いしてる・
こんなに思ってるのが続くなんて
考えてなかったなあ

これからは
新しい恋にいったほうがいいのかもしれない

って思うけど
絶対無理なんだよね

もう絶対会うことなんて無い・・
って思ってる。

だけど

心のどこかで・・響を求めているんだ・・。







「・・・こ!! ち・・・・!! ちこ!!!」

「あ、響・」
「卒業・・・おめでと」
「ありがとー」
あっちから言ってくれるとは
思わんかったなあ・

「いーーでしょ? 響より1年先に大人になるんだよーっだっ」
かなり・ふざけた感じで言ったつもりだった。
「・・あーあ・ なんで稚子・1個年上なんだよ・・(苦笑」
・・・は?!

・・今なんて言った?
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