スイーツな関係
「キスは……どうしようか?」
「ど、どうしようかって……」


私にそんなこと聞かないでよっ。
もちろんキスして欲しいに決まっている。


突然、遥人が声を上げて笑い出した。

よっぽどして欲しい顔をしていたのだろうか?

ハッとして両頬を押さえる。


「キスはまず恋人の第一歩だから、御期待通りかまわないことにしよう」
「っ! 私はそんなっ!」


すっかり私がキスして欲しいみたいに思われているみたいで、恥ずかしさはMAXだ。

顔を真っ赤にして戸惑う私を尻目に、遥人はパネルを開いてドアロックを解除している。


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