スイーツな関係
カフェバーに入ると、まだ遥人の姿は見えなかった。
これから遥人に会うと思うと、心臓の高鳴りが抑えられない。
奥の静かなテーブルに案内され腰掛けた時、遥人がゆったりとした足取りでやってくるのが見えた。
どう出迎えればいいのか……
ちょっとぎこちなく手を振った。
遥人は微笑みながら、私の対面に座る。
私になにが飲みたいかを聞いてからウエイターに「ビール2つと――」と料理を数種類オーダーしている。
ウエイターが去るとふたりだけになり、更に緊張が高まる。
「熱中症、大丈夫だった?」
「はい。あの後はすっかり……」
これから遥人に会うと思うと、心臓の高鳴りが抑えられない。
奥の静かなテーブルに案内され腰掛けた時、遥人がゆったりとした足取りでやってくるのが見えた。
どう出迎えればいいのか……
ちょっとぎこちなく手を振った。
遥人は微笑みながら、私の対面に座る。
私になにが飲みたいかを聞いてからウエイターに「ビール2つと――」と料理を数種類オーダーしている。
ウエイターが去るとふたりだけになり、更に緊張が高まる。
「熱中症、大丈夫だった?」
「はい。あの後はすっかり……」