スイーツな関係
「本当に?」
「うん。本当よ。もう出られるの?」
「ああ。お待たせ」


話を変えられ、俺はイスを引き、麗香を立ち上がらせた。


******


どこへ行こうかと迷うまでもなく湾岸を目指す。

神戸なら夜景の綺麗な山までドライブすれば喜んでもらえるだろうが、東京で夜景の綺麗な山はない。


公園の駐車場に車を停めて下りると、海に向かって歩き始めた。

麗香の華奢な手を握りながらぶらぶらと、暗い海に向かって歩く。


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