スイーツな関係
いじらしい麗香。


俺は彼女を自分の方へ引き寄せた。


俺の胸に頭をピッタリと寄せる形で、麗香は大人しい。
でも彼女はリラックスしていない。
肩を少しこわばらせている気がする。


指は麗香の髪をゆっくりと撫ではじめる。
そこで、麗香が率直に聞いてきた。


「遥人、1ヶ月ちょっと経ったけれど、私のことどう思っている? まだ私は遥人に相応しくないと思っている?」


俺の麗香の髪を撫でる指が止まる。


たしかに俺は麗香を好きになっている。
どんどん心の中に入り込む麗香に戸惑ってもいる。
俺に相応しくないとは思わない。

俺が麗香に相応しくないんだよ。


< 212 / 512 >

この作品をシェア

pagetop