スイーツな関係
「さあ、どうぞどうぞ」


もともと6人掛けのテーブルだったので、空いている私の隣に麻美が誘導する。


遥人と会うのは実際のところ、2人で夜を過ごした日以来。
そのせいか、遥人の顔をまともに見ることが出来ない。
幸い店内は薄暗いし、積極的な麻美と莉奈が遥人に話しかけたから気持ちを落ち着かせることが出来る。


女の子と話すのが慣れているのか、遥人は彼女たちとぎこちない雰囲気もなく話をしている。


やっぱり女慣れしているんだろうな。


ふと亜希を見ると、大きな目でじっと遥人を見ている。


そして突然――


「谷本さん!」


亜希が楽しそうに話をしている遥人を呼んだ。
遥人は亜希を見て小首を軽く傾ける。


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