スイーツな関係
「麻美、いくらなんでもそれは――」
「あら、莉奈だってそう思ってるでしょ」


莉奈に麻美は悪びれた風もなくにっこり笑う。


「行ってみたいわ! 谷本さんの自宅ならきっとオシャレよね! すごい自慢になる」


遥人の自宅がオシャレで洗練されていると思っている。
私はあのボロアパートを思い出し、大きく首を横に振った。


「だ、だめ! 遥人の自宅は絶対にだめ!」


その場がしーんと静まり返るくらいに大きな声で言っていた。


隣に座る遥人の視線が痛い。


「あら、麗香には聞いていないわ。谷本さん、良いですよねぇ?」


麻美がくりっとした瞳を輝かせ、甘い笑みを遥人に送る。


そんな麻美に私はムッとするやら、イラッとするやら……。
遥人がOKするはずがない。


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