スイーツな関係
「麻美、いい加減――」
「麗香の友達なら歓迎するよ」


私の言葉をさえぎり、遥人が言った言葉にあ然となる。


「遥人っ!? なにをいっているのっ?」
「ほら~ 谷本さんは良いって~」


麻美が勝ち誇った笑みを私に向ける。


「いい加減にしてよ! ずうずうしいにも程があるわ!」


あのボロアパートに招待する遥人も遥人だけれど、麻美のずうずうしさに怒りが頂点に達した。


私はバッグを引っ掴むと、中からお財布を取り出し1万円をテーブルに置いた。


「麗香っ」


出て行こうとする私に莉奈が呼び止める。
私の怒りは収まらなくて、振り返る。


「遥人のバカっ!」


捨て台詞を言い、一目散に出入口へ向かった。


< 302 / 512 >

この作品をシェア

pagetop