スイーツな関係
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その夜、俺はスタッフを連れて近くのカフェバーに繰り出した。
時々、スタッフと日頃の労をねぎらうのだ。


落ちついた雰囲気のカフェバーで、飲んでいると少し離れたボックス席が騒がしくなる。


ここの雰囲気も台無しだな。


「あれ? シェフ、あそこにお嬢様が」
「お嬢様?」


淳平が言うお嬢様は森川麗香しかいない。
指を指した場所は、楽しくて仕方ないといった賑やかな先ほどのボックス席。


男女合わせて6人のグループ。
テーブルにはバーボンのセットやカクテルのグラスが置かれている。
バーボンの瓶は、後一杯作れば無くなるだろう。

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