スイーツな関係
「遥人! 私の親友になんてことを言うのよっ! 真っ赤になっちゃったじゃないっ」


俺の言葉が親友を戸惑わせて、麗香は俺を睨む。


「ふたりとも話に夢中で俺に気づかないから、つい、からかいたくなったんだよ」


俺は笑みを浮かべた。


「可愛い亜希ちゃんが、もう人妻だなんて信じられないよ」
「もうっ! 谷本さん、お口が上手すぎます」


頬を赤く染めた彼女が恥ずかしそうに言う。


「そうよ。亜希は免疫がないんだから、ちょっかい出さないで」
「はいはい。邪魔者は消えるよ」


2人の目の前にサラダを置くと、「ごゆっくり」とつけ加え厨房へ戻った。


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