タイムトラベラー
「遼…うちも好きや」

なっなっなに言ってんねん自分////
隣におる遼を見ると…

「──────////」

うん。だいぶ動揺してるな…笑

「遼また連絡してな」

「当たり前田のクラッカーや!」

「自分古いねん」


…相変わらずな二人。
ただ違うといえば二人は付き合ってるわけで遼が何処かへ引っ越したということ。


「なぁ遼、どっか引っ越しすんの?」

「いや…俺も初めて知った。その…引っ越すってことも…」

「も…?」

「お前と付き合うってことも…」


はぁぁぁ???
付き合うわけないやろ!

…とはとても言えない雰囲気で。

「ははははっうちらがそんなんありえへんやろ~」
この雰囲気をかえようと笑って誤魔化してみたものの…

「ありえへんって決めつけんなや!」
と、いきなり怒鳴る遼。

「ど、どないしたん?;」

「…ごめん。」


遼、なんか変や。
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