タイムトラベラー
それにしても部屋中ドラゴンボールのポスターだらけ…

ドラゴンボールうちも遼の影響で大好きやったなぁ…って
「あーっ!!!グレートサイアマンやんっ!」

「おっ!さすが朱音!実はこっちにもあんねんなぁ♪」

「やぁーっ!ピッコロや懐かしーっ♪」

うんうん。やっぱりドラゴンボールは神の漫画やわぁ……ってちゃうやろ自分!!!

「こんなことしてる場合ちゃうやん!あと6年分早送りせな!」

「おっそおやった!」

適当に早送りしてまた再生してみた。
三度目ともなるとこの光も「あぁ眩しいな」程度にしか感じなくなった。

…ん?
部屋がへんに綺麗ってか何もないぞ…!?

「ここにあったはずの俺の机がないっ!TVもPS2もラジカセも何もない!」

これまた恒例の窓の外チェック!
窓の外には髪の長い女の子と茶髪でサラサラした髪の男の子が深刻そうな顔で話している。

───────っっ!!!////

次の瞬間その二人が軽くキスをした…


「朱音…愛してる」

────えぇぇぇっ!??あれってうち?ってことは…
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