そばにいたい。




「すいません」


「大丈夫だよ…よし、熱はかろうか」


少し頷いたれいなは体温計を受け取って挟む。


会話がなくなった病室でカチャカチャと検診の準備をする音がする。



ピピッ


体温計をとり、主治医に手渡す



「んー、37.9かだいぶ下がったね」


心持ちか嬉しそうな玲菜に聴診をしていく


「あとは、体力が戻れば問題ないかな。早ければ来週には退院できるよ」


よかった。
やっと玲菜は元気になれるんだ





ーーーー思えば、この時かもしれない。

玲菜を助けたいと、医者になりたいと思ったのは



たしかにこの時、玲菜の少し高い体温を感じながらそう思ったんだ。
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