そばにいたい。
ーーーーーカチャ…
「はぁ…」
拓真の部屋をでて思わずため息をつく春馬。
ふと前を向くと玲菜がたっている。
じっと春馬をみつめる玲菜。
「どうした?」
もしかして聞こえていたのかとひやひやしながらもそれを隠して笑顔をみせる。
玲菜はそれを聞いてすっと視線を外し、今度はにこっと笑いながら視線をもどす。
つられて春馬もにこっと笑い、玲菜が部屋にへ行ったのを見届けてから下へおりた。
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