スイートスキャンダル
「違っ……!」


「あら、あたしは遥なら大歓迎よ?」


「だから、違うって!」


「変な女が妹になるのは嫌だけど、遥は家事も一通り出来るしね。まぁ、ちょっと干物女っぽい部分があるのは心配だけど、それくらいなら親友のよしみで目をつぶるわ」


否定をするあたしを余所に、有紀は一人で盛り上がり始めた。


「我が弟ながら、柊はお得物件だと思うけど?ああ見えて、意外と一途だし」


「もう!柊君は家じゃないんだから、変な言い方しないでよ!」


「別にいいじゃない」


「そもそも、あたしは別に柊君の事なんて……」


そこまで話した所で有紀に真剣な表情を向けられて、つい言葉に詰まった。


< 130 / 200 >

この作品をシェア

pagetop