【完】続☆幼なじみの、お嫁さん!!
「ぅわっ!」
急に抱き締められたので
びっくりしてしまう。
『なーにビックリしてんの?』
「だっていきなりだったから…」
『そっか、ごめんごめん。
…ってか何でさっきから
俺から目逸らすわけ?』
「なっ、何でもない!」
『何でもないの?
じゃあ俺の顔見てよー?』
「嫌だ…」
『どーしてー?
もしかして照れてんのー?』
「照れてないもん!!」
陸斗にからかわれながらも
ずっとこの体勢のまま
私たちは夕日が沈むまで
海を眺めて過ごした。