with

美黒with晶


「そういや、気になってたやつって
 純だったの?」

「え、違うよ?」


まぁ、流れ的にそう思うよね。
でもな、性別あの子・・・・



女の子、だったよねww?

金髪でピアスいっぱいで、
なんていうか自分を持ってる子。




「美黒(みくろ)ちゃんって子」
「は、あいつが!!?」


だって、まずあの子は
音楽のだけ授業すごい真面目だし

楽しそうな顔でいるんだよ。



なんかね、たまにする仕草が、
ドラマーっぽいんだ。

足でリズムをとる時、
両手人差し指でどこかを叩く時。



俺の思い込みかもだけど。






「あれっ、春輝にあきらんじゃん。」
美黒ちゃんがいた。

「何してんのー?」
「何って、バンドの練習。」



すると美黒ちゃんは明るい顔になった。
「え!それあたしもやりたい!」


「ドラム空いてる!?」
「う、うんガラ空きなくらい」

「まじでww」




春輝くんと2人顔を合わせる。
そして同時に吹き出す。


「「ようこそ!!」」




笑顔いっぱいで歓迎した。







< 6 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop