オレは妹に恋をする
自分でイケメンだとは言えないけど、

ずっと、女子から人気があったから、

悪い容姿ではないんだと思う。


「ねえ、今日大学終わったらデートしよ?」

「…悪い、今日は先約があって」


「もしかして、また小百美ちゃん?」

小夜の言葉に苦笑いで頷いた。


「妹溺愛しすぎだよ?」


「ゴメンな。明日なら、

空いてるからデートしよ?」


頭を撫でると、

仕方ないって顔をして、

小夜は分かったと言ってくれた。
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