Beyond Your Imagination
サツキ「なんか今日、昨日の人に話しかけられてなかった?」
アキ「…」
昼休み。
私達はいつも通り屋上でご飯を食べていた。
サツキ「もしかして…先輩絡み?」
アキ「多分…
良く分からないや^^;」
見た限り何だか内気そうな女の子だったから、別に何もされないとは思うけど…。
サツキ「小さい子が先輩を好きなんだろうね…
あの子さ、結構人気みたい」
アキ「可愛いもんね」
小動物みたいな、ふわっとした女の子。
音楽科だろうか。
サツキ「…鎖部さん」
アキ「ん?」
ガタッ。
アキ「…また?」
屋上の扉に何かがぶつかったような音がした。