二つの空
二人
「あ、山田~」

有坂隆士がいった。

「ん??」

その言葉に返事をする。

「最近さ~雄貴と仲良いよな~」

その言葉に、ぎょぎょっ!!とびっくりして、

顔が真っ赤になりそうだった。

「なっ…なんだよー(汗)」

顔が真っ赤になるんではなく、

汗がでそうになった。

「…んん!!?」


「ふええええええっ!!!!!???」

ものすごくびっくりした。

その理由とは、汗が流れているところを

みてきたからだ。

「やっ!!やめてよ…!!!」

そう、叫んだ途端、雄貴がきた。

「おい、やめろ」

強い声でいった。

もしかして、守ってくれたのか…?

勘違いかもしれない。

それでも、なんだか、嬉しかった。

「…じゃ…じゃな…」

困った表情をしながら、隆士は帰っていった。

「ありがと…」

私は、恥ずかしながらも、言った。

「もう…あんな奴にからまねー方がいいぞ」

雄貴は、心配そうにいってくれた。

「ついでに…あれは、守ってなんかいねーからな!!」

素直じゃないところがわかる言葉。

バレバレだっつーのw

「はいはい」

苦笑いをして、言った。

全く、素直じゃないんだから。




そんなところをみていたのが…

隆士だった…。



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