【完】運命は罠と共に
コンビニにでも寄り道したい気分だったけど、そんな雰囲気じゃないよね。


すたすたと歩く田中さんにとりあえずついていった。


そして無言のまま田中さんの車に乗せられて、知らない一軒家に連れて行かれた。


ここは田中さんの家だろうか。


でも、1人暮らしじゃなかったけ?

え?


少しずつ酔いも醒めてきて、色々考えられるようになってきた。


そうして、気付いてしまった。



あれ?

田中さんなんか怒ってる?


「ここどこですか?」


「俺の家」


淡々と表情を変えずに答えてきた。


こんなところで1人暮らし?と頭上にはハテナマークが浮かんだ。



「田中さんどうしたんですか?」


気になった事をすぐに聞いてしまう。我慢できないから仕方ない。


けれど、この質問の何かがいけなかったらしい。


さらに表情が硬くなった。というか空気が……凍った?


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