【完】運命は罠と共に
洋輔さんの嫉妬に始まり、嬉しい言葉も貰え、家族にも紹介してもらえて、すごく充実した時間だった。


私が悩んでいたことは一気に解決してしまった。


名前で呼べるようになったし、敬語もやめた。


より近づいた距離に心は浮かれるばかり……とはいかなかった。




告白します。

彼には内緒の趣味があるのです。

大好きなものがあるのです。




そんな大好きなものを見つめながら、今日も1人悩むのです。


< 155 / 206 >

この作品をシェア

pagetop