【完】運命は罠と共に

「ありがとうございます。ちゃんと空気入りました」


そう笑顔でお礼を言うと、いきなり私は手を引かれた。


気づくと顔が至近距離で…





「女の子らしさのアピール?」


耳元で囁かれた。

さっきまでとは違う、色気のある声で。


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