騙されてあげる~鬼上司に秘密の恋心~
「それなんだけど……実はこの前」
「何よ?焦らさないでさっさと話しちゃいなさいよ」
「えっと……告白されまして……仲森さんに」
「へぇ、仲森さんから告白ねぇ……って、ええええ!?」
キーンと頭に響くような叫び声に、思わず眉をひそめた。
しかも声を上げるものだから、一気に周りの注目を浴びてしまって。
「春菜、声大きいって」
「だ、だって!告白って……展開早すぎない?って早くないか、うんうん」
何故か春菜は一人で納得しだして……
こっちとしてはますます意味が分からなくなる。
「まあ、仲森さんが告白するのは時間の問題かと思ってたけど、思ったより早かったのね」
「え?」
「いくら仲森さんでも我慢の限界だったってわけね」