騙されてあげる~鬼上司に秘密の恋心~
5.もう少し傍にいてもいい?
「じゃあね、麻菜ちゃん。また絶対遊びに来るのよ」
「うん、おばさん。また来るね」
あれから夕飯時も盛り上がって、気付けば8時を過ぎていた。
別れが少し名残惜しかったけれど、秀ちゃんの車に乗ってマンションに向かった。
まだまだ話し足りないことがあったけど、またいつでも会えるからね。
「秀ちゃん、今日は連れてきてくれてありがとう。ずっと心に引っかかってたことが解けた気がする」
「そっか」
車を発進させる前に、優しく微笑みわたしの頭を軽く撫でた。