騙されてあげる~鬼上司に秘密の恋心~
3.わたしは邪魔者
それからどうやって家に帰ってきたか分からない。
頭が真っ白になったまま、また街へと歩き出したわたし。
気が付いたらマンションの前に帰って来ていた。
マンションの外から見ると、わたしの家の隣。
秀ちゃんの部屋から明かりが漏れているのが分かった。
秀ちゃん、帰って来てるんだ。
二人の姿を見てから、しばらく動けなくて。
マンションの前に着いたのは、それから2時間も後だったから。
秀ちゃんが帰って来ていても不思議ではない。