【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱





 いきなり、腕を掴まれて。




「きゃっ!?」




 思わず、悲鳴。





「…お前、いちいち反応しすぎ」





 お、怒られた…!




 怒られたのかわかんないけど…たぶん、怒られた!!




「落ちてもしらねぇぞ」



 そう言われて、私は奏太さんにしがみついた。




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