【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱









 花蓮SIDE






 奏太さんの優しい言葉に、私は驚いた。





 てっきり、怒られるって思ったから。





「なんで、怒らないの…?」





 聞いても、奏太さんは何も言ってくれなくて。




 代わりに、




「気分悪くなったら言えよ?」





 
< 178 / 438 >

この作品をシェア

pagetop