【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱





 ここが今の私の居場所だから。





 ここ以外に私の居場所がないから。





 
「花蓮ちゃん、明日は学校を休んだ方がいいわよ」





 私は、驚いた。




「一週間、あんなことがあったでしょう?だから、落ち着くまでは休みなさい…」




 それも、一理あった。



 私は、小さく頷いた。




「そうします」




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