【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱





「こっち来い」





 奏太さんに腕を掴まれた。




 そのまま、ソファに連れ込まれ、座らされた。




「で、どうなんだ?」




「…された…」





 狼生活を送ってた私だけど、それくらいのことはわかってるつもりだ。




「やっぱりな」




 わかってたんなら、聞かないでください!!




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