白いジャージ9 ~最終章~
「これ、さっき3人で染めたんだよ。洗うと落ちるんだって。すごいよな」
先生は自分の髪をツンツンと指で突っついた。
「金髪、似合うね」
「へへ、そうか?」
と話していると、喜多先生が
「おいおい、やっぱりここはラブラブだな」
と笑い出す。
「せっかくだから、写真撮ったら?」
ゆかりがカメラを構えてくれたので、私は先生の隣に立った。
大好きな新垣先生とツーショット。
高校生の頃に戻ったようにドキドキした。
触れる肩にキュンキュンした。