青い蝶々


私がアタフタしている間に車の用意が出来たみたいで、車の外で慈禧さんが待っていた。


「姫様、どうぞ…」


そう言って、車の扉を開けてくれ私はその中に入った。

車の中は、それなりに広くて中には小さい冷蔵庫もあった…。


「鈴音
何か飲み物いるか??」

「うん」


私がそう言うと蓮は、あの小さい冷蔵庫からオレンジジュースを取り出し、私にくれた。


「ありがとう」

「おぅ」


蓮は何故か照れながら返事をしたけど、私は気にしない事に決めた。

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