親家業放棄
洋服。。。
洋服って、中学生くらいになればある程度好みが出てくると思う。
だけど涼くんには、選択肢はない。
お兄さんのお下がりか、友達から貰った洋服。
親は当然、彼の好みを知るはずも無く安いだけの洋服をあてがう。
サイズが合っていなくても、破れていてもあるものを着るしかない。
靴は一足しかもっていないから、穴が開いて底がはがれても履くしかない。
そんな生活を中学時代は送っていたという。
客観的に見ても、これって子供の人格権を無視した行為。
分かりやすく言うと、ただの「虐待」
虐待の定義は、大まかに4つくらいだったと思う。
1、暴力を振るう
2、放置し、親としての義務を放棄
3、経済的虐待
4、言葉による虐待
このうち2つは、涼くんの場合当てはまるからもしも、その気になれば親を虐待したということで追い詰めることができる。
ただしこれには、リスクがあって……。
彼の場合未成年者だから、施設に入り生活をしなければならないと言うことになってしまう。
施設には当然いろんな子供もいるし、社会的に偏見も多くある。
彼が、中学3年生になり高校進学の意思があったので当然自分で選んだ高校へ行くことになったが、引きこもりで学力やその他に問題があるため、チャレンジスクールしか選ぶことはできない。
子供ながらに出した答えは、親から離れて生活がしたい。
そのためには地方の学校で、寮があるところを選ぶことが精一杯だった。
チャレンジスクールって、勉強よりも学校生活を送るようにすることが目的で様々な問題を抱えた子達が通っている。
公立ではないので、入学から卒業までの費用は一括納入。
寮費は約5万円。食事代は含まれていないから、食費も別に掛かるのは言うまでもない。
入学するときに制服が必要だった。北国のチャレンジスクールだからジャケットにシャツだけでは寒いのに、カーディガンなどは買ってもらえなかったという。
コートは、祖母に買ってもらいそのコートで寒さをしのいでいた。
一般的に高校入学の場合、必需品は親がきちんと揃えるものだけど……。
足りない物だらけで、彼は東北の高校へ行った。
一ヶ月の食費として一万円を貰って……。
成長期の子供が一ヶ月1万円で足りるのだろうか?
洋服って、中学生くらいになればある程度好みが出てくると思う。
だけど涼くんには、選択肢はない。
お兄さんのお下がりか、友達から貰った洋服。
親は当然、彼の好みを知るはずも無く安いだけの洋服をあてがう。
サイズが合っていなくても、破れていてもあるものを着るしかない。
靴は一足しかもっていないから、穴が開いて底がはがれても履くしかない。
そんな生活を中学時代は送っていたという。
客観的に見ても、これって子供の人格権を無視した行為。
分かりやすく言うと、ただの「虐待」
虐待の定義は、大まかに4つくらいだったと思う。
1、暴力を振るう
2、放置し、親としての義務を放棄
3、経済的虐待
4、言葉による虐待
このうち2つは、涼くんの場合当てはまるからもしも、その気になれば親を虐待したということで追い詰めることができる。
ただしこれには、リスクがあって……。
彼の場合未成年者だから、施設に入り生活をしなければならないと言うことになってしまう。
施設には当然いろんな子供もいるし、社会的に偏見も多くある。
彼が、中学3年生になり高校進学の意思があったので当然自分で選んだ高校へ行くことになったが、引きこもりで学力やその他に問題があるため、チャレンジスクールしか選ぶことはできない。
子供ながらに出した答えは、親から離れて生活がしたい。
そのためには地方の学校で、寮があるところを選ぶことが精一杯だった。
チャレンジスクールって、勉強よりも学校生活を送るようにすることが目的で様々な問題を抱えた子達が通っている。
公立ではないので、入学から卒業までの費用は一括納入。
寮費は約5万円。食事代は含まれていないから、食費も別に掛かるのは言うまでもない。
入学するときに制服が必要だった。北国のチャレンジスクールだからジャケットにシャツだけでは寒いのに、カーディガンなどは買ってもらえなかったという。
コートは、祖母に買ってもらいそのコートで寒さをしのいでいた。
一般的に高校入学の場合、必需品は親がきちんと揃えるものだけど……。
足りない物だらけで、彼は東北の高校へ行った。
一ヶ月の食費として一万円を貰って……。
成長期の子供が一ヶ月1万円で足りるのだろうか?