永遠の夏休み
序章


窓を眺めてみたら、もう外は真っ暗になっていた。
私は先生の手伝いをさせられて、暗くなるまで手伝いをさせられていた。
時計が指し示す時間は7時40分。

がらがら

「悪いな。こんな時間まで手伝わせて....夏休みなのに、こんな時間まで学校に居させられるのは嫌だろう?」
「はい。」
「即答か?ははは。」
冗談っぽく言ってきた先生の問いに、マジで答えてあげたら笑われた。
「帰りに飯奢ってやるから、許してくれよ、涼華?」
「奢ってくれるの?ありがとう。」
「棒読み!?.....くくっ...全く....涼華は面白いな...」
突然、そんな事を言ったかと思うと、頭をくしゃっと撫でた。
「.....いきなり何?」
「涼華は冷たいなぁ.....」
「はぁ?」
意味が分かんない。
「おー怖い怖い。」
「先生が悪い。」
「わかったわかった。んじゃあ、そろそろ行くか?」
「うん。」

歩き出そうとした瞬間....

「きゃあ!」
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