覆面レスラー少女H

ダンシウバを近くで見ると野獣だった…



頭を剃り上げて腕や身体には、あちこちタトゥーが、入っている。


何よりその身体付きは、近くで見ると野獣その物に見えた。



無駄な肉は付いて無く戦う為に作られた身体のようだ。



私は下を見て太ももをパンパンと叩いた。



クソ!!この太ももさえなければ山尾の馬鹿に誘われる事もなかったのに……



あーやるしかないのね。



今のうちに謝って逃げようかな……



なんとそんな事を思っているとセコンドが、騒がしいのに気づき見ると九州力が、セコンドに付いていた。



九州力だけでなく中山、石沢、永山、そしてボボさんまで来ていた。



ボボさんは、病院を抜け出したのだろう。



永山と玉田は、握手までしている。




九州力が、私に言った。


< 235 / 270 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop