覆面レスラー少女H

それでも下から三角締を山尾は、狙うがブロックに強引に力で外される。




再びパンチの嵐が、降る。



山尾は、足を曲げてブロックの胸を思いきり蹴った。




ブロックは、少し驚いたようだ。



その間に山尾は、立ち上がった。



観客から拍手が、起こる。




しかし、山尾の顔は早くも血まみれになっている。




「こんな所で負けんじゃねえぞ!!ハスミちゃんに恥ずかしいぞ!!」



九州力が激を飛ばした。




山尾は、チラッとこっちを見ると笑って見せた。



そして、ブロックに今度は自分のローキックを叩き込んだ。



二度三度とローキックを打って行く。



ブロックは、ローキックを上手く切れないのだ。



ブロックの表情が変わりパンチを打ってくるが、距離を上手く取っているので当たらない。


< 254 / 270 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop