★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
観念してあの日に起こった全てを洗いざらい話した。



………………あり?



話すたびに皆がすんごく怖ぁーい顔になっていってるんですけど!?




何か話し終わってからはあの山南さんだけがまともに見えちゃってきてる…




総司「へぇ…そんな事が…ねぇ?」



どす黒過ぎる…



この人本当に治安を守る人なんだろうか…。



斉藤「いくら副長だからと言って許せる訳無い。」





気を失っている土方の周りには恐ろしい魔物に変身した幹部達がうようよいる…



あぁ…あの鬼の副長が子羊ちゃんに見えてきた…。


まぁ…土方さんの事は放っといて←ぉい



美鈴は………寝ちゃったんだな…。




余程左之の語りが長かったんだろう…。



美鈴は近くの縁側でスヤスヤと気持ちの良さそうな寝息をたてて寝ていた。




そんな美鈴を抱き上げ、土方の部屋に移動させた。



平助「本当に気持ちの良さそうに寝てんなぁ…」




このごろ、美鈴は働き詰めだった。


多分その疲労がいまきたんだろう。


平助「いっぱい寝ろよぉ?皆に大事にされてんだから……




………………がんばれ。」


最後の言葉だけは少し照れくさそうに誰も居ない部屋なのに関わらず小さい声で呟いた。
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