★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
例えば俺が隊務をしている横で着物を少し着崩れしながら昼寝をしている美鈴…。




あぁ…絶対俺じゃなかったら襲われてるぞ…



美鈴は此処を安心できる所だと判断しているだろう。



それが一番恐ろしいのだ。



何度、



「もっと危機感を持ちやがれ」



と美鈴の頭を本を折り曲げてバシンッとやった事か…。



ていうか何で俺が好いた女子を殴らなくてはいけないんだ!?



そう叫びたい衝動を抑える土方…



その時、



総司「お邪魔しますね」


左之「おぉ!!土方さん」


斉藤「失礼。副長」




三人が土方の部屋の襖をバシーンと開け放って入ってきた。




めんどくさそうな奴等がきたか…



土方「てめぇら…。

……声も掛けずに勝手に入ってくんなぁぁあっっ!!!!」
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