★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
斉藤に連れられ、美鈴はようやく総司の部屋につくことが出来た。



すると、中から話声が聞こえてきた。

中に入ろうとするのを斉藤が停める



斉藤「聞いとけ。」



言われたとおり聞いてると…


総司「まだなんですか!?
平助は!
もぉ…せっかく美鈴さんを喜ばせようと思ったのに…これは覚悟してもらわねばなりませんね…」



左之「まぁまぁ落ち着けって総司!
美鈴だって女中の仕事あるんだし!!しかたねぇって!」



永倉「そうだッて!!平助と美鈴って仲良いだろ!?今頃、仲良くいちゃついてるじゃねぇか?そっとしとこぉぜ!!」



左之「馬鹿っ!!お前…」




総司「フフフ…そうですね…では、平助の前に永倉さんで練習でもしときましょうかね…」




永倉「えっ!?ちょっと…ちょっと待てっ!!…ちょっと待てってギャアァァァ」



永倉さんの声が悲鳴に変わったのが堪えきれず。美鈴は総司の部屋に飛び込んだ。




美鈴「すみません。沖田さん!!遅くなって…」
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