覚悟しな生徒会諸君!!!



「あ、こいつが転校生の椿咲哉だ。
よろしくしてやらなくてもいーぞー」



いや、なかなか酷いこと言ったぞこの人。
こんな時期に転校してきて不安な生徒に
こんな言葉かけないよ普通。




いや、不安とかは正直ないけど。




「ヒドッ!w皆さんよろしくしてね~☆」


こんなキャラだから先生もあんな事を
言ったのだと思っておこう。



…あれ?みんなおれ見て固まってるん
だけど?



…そんなにカッコいいかな?この顔。

自意識過剰とかじゃなくてね?
勘違いしないで?いや、普通よりは
いいと思うけど、


生徒会のほうがレベル高いと思うん
だけどな~


まぁ、いいや。
この空気を壊すのもおれのキャラだから。



「Teacher!俺の席どこ~??
ですか??♪」


「無駄に英語使ってんじゃねぇよバカ。
お前の席は特別に一番前だ。
ありがたく思えよ?」




あ、おれは王道じゃないから
一番前なわけね?


ランちゃんはたぶん一番後ろ系だよな?絶対。


い~な~


「一番後「ダメだな。」…了解~♪」


遮りやがった。



仕方なく一番前の窓際の席に座る。

…窓際なだけましかな?



いい天気ね~♪




なんか久しぶりに穏やかな気がする。




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