覚悟しな生徒会諸君!!!



こんな穏やかな時間あんまないわ~



先生がなんか話しているけど、
睡魔という敵が襲ってきてる。



あぁ~、やばいわ~…ーーー
















…ガラッ!!バンッ!!!





ハッ…ヤバイ。負けそうだった。
いや、半分負けてたけど。



てか、あんな堂々と遅刻するやつ
いるんだ~。


勇者だね。


まぁ、別に関係ないからいいか。

起こしてくれてテンキュー!
けど、おれは睡魔に勝てそうにない…ーー




…バンッ


イタッ。


「おい、起きろ椿。」


なにか固いもので叩かれただろう
頭をさする。


「…痛い~!先生ヒドイー!♪」



眠たいのになんでキャラなんか
演じないといけないんだよ。




「ヒドイのはお前だ椿。話を聞いて
もらえない俺の気持ちを考えろ。


あと、お前のことをガン見してる奴が
目の前にいることに気づけ。」



すいません。先生。
でも、睡魔ってラスボス並みに強い
んだよ。







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